2010/04/30

さくらけいたいの行方

はい。散歩中に携帯を落としました。

もっと詳しく述べると
仕事がら、こどもたちとお散歩してました。

で「何時かな」と携帯みて、
ポケットにしまって
で、しばらく田んぼ道歩いて
目的地に到着して
そうしたら携帯がなくなってました…

少し戻ればあるかな、と思っていましたが

…ナイ。ナイナイ!

今日に限って子ども達と「よーいドン」をしたときに
クラウチングスタートをしてしまった私。
ああ、あの時落ちたのかな?

なんて思いつつ田んぼのあぜ道を戻る、戻る、戻る、、、ナイ。

あれー?もうちょっと戻ったら携帯出した場所だよなぁ、
そこに落ちてるのかな…戻る、戻る、戻る、、、ナイよ。

回想しました。
わたくし、さっきまでの出来事を、順をおって回想しました。

…あ、途中とまったな。
こうちゃんのばんそこ貼るのに、田んぼの溝添いにかがんだな。
その時そうくんが小さい石を溝に投げてて
その時1回「ボチャン!!」っていったな…
そして、その時そうくんを注意したけど
けど
けど。
あのボチャンは。
そうちゃんじゃなくて。
わたしだった…?!

ひょえーごめん!!!!

結局、子ども達を連れて、帰り道も同じ道を歩く。
やっぱリナイ。
子ども達は「ないねー」「めぐせんせいの携帯ないねー」と口々に言ってる。
あやちゃんが言った
「めぐせんせい、大事なサクラ携帯と、もう会えないかもねぇ」

そう、まさにその日の朝、あやちゃんと携帯の話をした。
「メグ先生の携帯はサクラがついててかわいくて、とっても大事なんよ」
その言葉を覚えててくれたらしい。

田んぼで仕事しているおじさんにも
「いやぁもうこんなとこに落ちとってもわからんわぁ。網ですくわにゃぁ」
と言われた。
「いやいや。もういいんです。ここに落ちてることだけ分かれば、誰かに迷惑かかることもないし」
そういって、園に戻った。

戻る途中、ほこらに手を合わすあやちゃんとこうちゃん。
何をお願いしてるのかと思いきや
「めぐせんせいの携帯が出てきますように」
とブツブツ言ってる。

やっぱり私は、この子達に救われる。

夕方、園に電話がかかった。
「携帯落とされたかたがそちらにおると思うんじゃけど、とりあえず見つかったから。
使えるかはわからんけど」
というものだった。
事務の先生は、うちの(他部署の)利用者さんの携帯かと思ったらしく
事業会を一周して、私のところへそのことが伝わった。

夜、おじさんのおうちを訪ねると、
ドロドロの水が流れてた溝に落ちていたはずの私のサクラ携帯が
きれいにそこにあった。

あぁあの後おじさんは網使って、ひとりで探してくれたんだ。
そして、きっとどろんこだった携帯をきれいに拭いてくださったんだ。

手を取らせて申し訳ないという思いと同じくらい、嬉しかった。

携帯のお店に行って
コレと同じ機種はないですか?と聞くと「ええ。もうないですねぇ」と笑われた。
ショックだった。
ただ、電源を入れると、なんと電源が入って
入っていた住所録をメモリーカードにうつすことができた。
1時間以上も泥水の中に落ちてたのに…
あやちゃん達やおじさんのおかげだと思った。

結局サクラ携帯は、最後の力を振り絞って
そしてとうとう電源が入らなくなってしまった。


休みがあけて、あやちゃんが朝イチで「携帯、あった??」と聞いてきた。
お帳面に
「あやは、ずっと心配していて『めぐせんせいは泣いてるかもしれん』と言っていました」と書いてあった。

ちょっと泣きそうになった。

なくしたものは、私にとって大きかったけれど
やっぱりそれ以上に得るものがあった。
失くすことは得ることで
得ることは失くすことなのかもしれない。
まぁ言いすぎかもしれませんけど。そんな気がします。

とりあえず、新しい携帯はなかなか決まらなかったけど
とりあえず、「防水携帯」にしてみました。
というか、とりあえず連休明けまで
これまた笑える「代替品」使用中です。
それはまた焼肉部で