2009/08/23

後厄の話

今、洗濯物干してたら、玄関のチャイムが鳴ったので出てみたら右隣の家にお客さんだって
また干してたら、また鳴ったので、次こそと思って出てみたら左隣の家にお客さんでした。
ハマゾエです。おはようございます。


いえ、そういや後厄だったんです、今年。
でも、まぁ
本厄はお祖父ちゃんが
そして後厄は、高知にいる妹が新型インフルにかかった、とのことで
「ああ、奴がとってくれたんか…」
とちょっと思って。ちょっと思って油断していました。

先日、職場にてうちのクラス(桜好きなので今年もサクラ組)の教室前で
怪しげな飛行を繰り返しているハチを発見。
先輩先生に蜂を尾行してもらった結果、
なんとうちのクラスの入り口の上のほうに巣があるのでは??という見解に。
建物の構造上、巣は見えないのだけど
先輩先生は「絶対この上にあるって!!」と断言。

子どもたちが刺されてからでは遅いと
その日の夕方「蜂の巣ジェット」を持って、いざ巣の確認へ向った私達。

しかしやっぱし巣は見えず、脚立に上がるも巣は見えず、
とりあえず脚立にあがったまま蜂ジェットを噴射することになりました。

え?誰が?
ええ。私ですよね。そのクラスの担任だし、一番背高いし、高所恐怖症だけど、
虫怖いけど、これも子どもたちの為ですけぇ。

とりあえず脚立にあがって、蜂ジェットを適当に噴射!
すると出てきました、蜂1匹!!

…までは、この目で確認したんですよ。

1匹ならやり過ごそうと
脚立の上でうずくまる私。
だって高いとこ怖いし、サッと降りれるほど俊敏じゃないし…
というのが私の判断でした。

と、その時です。
下にいた先生たちの

「はよ降り~や、せんせ~」

というノンキな声が
明らかに悲鳴に変わり

「せんせっ!!!!はやくっ!!!!なにしょん!!!はやく逃げてぇっ!!!!!」


ええ???えええええ~?????


ただごとでない状況をその声で察知した私は
もう転ぶように脚立から降りて
ものすごい形相で逃げました。

「蜂は逃げたら追っかけてくる」
「蜂は黒いものを狙ってくる」
という、私の数少ない蜂の知識が脳裏をよぎりましたが
もう一心不乱で、黒いTシャツ着たまま全速力で走って逃げました。

角を曲がると、向こうから
我々の悲鳴を聞きつけた職員が2、3名歩いてきていましたが、
明らかに私を見て、
その後
私の背後の何かを見て、
ひきつった顔になったかと思うと
クルリと向きを変えて走って逃げていきます。
しかも非情な彼女達は、自分達が今出てきた職員室に駆け込むとバタンと戸を閉めてしまったのでした。
もちろん私も違う教室に逃げ込み、戸を閉めました。

な、なにが?!なにが今起こったのか?!

後で聞くと
それはもう、普段のボケーっとした、意外と飄々としているらしい私からは想像もつかない、
この5年ほどの間にさえ見たことも無いような形相の私が
全速力で走ってくる後ろから、
これまたものすごい蜂の大群がブーンと飛んできた、とのこと。

ひょ、ひょえー。

とりあえず蜂ジェットの威力はすごくて
20匹近い蜂が撃沈していました。
そしてほとぼりが冷めたころ、
「事務室にいたら、先生たちの楽しそうな声が聞こえてきたから、なんかあったのかな♪と思って」
とやってきた、おそろしくノンキな課長に蜂の巣をとってもらいました。


「もうほんとに漫画かなんかみたいでしたよ、あの蜂も。先生の姿も。」
と、若い子らに言われ
いや、ホント命があってよかったと思って、
ああ、妹に、ともすれば、もうかなり年老いたうちのネコに
私の後厄を肩代わりしてもらおうだなんて
まぁ思ってないけど
そうなっちゃうのかな、なんて呑気に考えていた私にバチが当たったのだと思います。
ごめんなさい。